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はじめての消費者金融 |
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kenkenが勤めていた消費者金融は中堅クラス(大手の少し下のランクです)の消費者金融会社でしたが、店舗数も多く同期入社だけで100人以上の社員がいました。
入社の日どんなところだろう?、とドキドキしながら入っていくと、20代の女性が4〜5人窓口に座って電話を掛けていました。よくよく聞いてみると、
「入金が入ってない」
と言う様な内容の電話でした。
女性が優しく電話をしていたので、
「なんだそんな怖いイメージはないんだ」
と思いながら奥の事務所に入っていきました。
そこには男の社員が5〜6人いて、迫力のある声で電話を掛けていました。
なんと、朝早くから(8時前後だったと思います)
「お金を借りませんか!!」
と案内の電話を掛けていたのです。
電話先の相手は自営業の社長さんたちで、いわゆる商工ローンと言うものでした。
やがて支店長から各自の紹介があり、
「最初は資料でも読みながら座っててよ」
と言われ、周りが気になりながらもぶっとい本を読んでいました。
9時を過ぎていよいよ営業開始の時間になると、女性社員の人が
「今から審査をするから一通り見ていてね」
と言って、コンピュータの前にやってきました。
どうやら新規の申し込みがあったみたいで、貸せるかどうかを調べるようです。
まず自分の所で借入がないかチェックをしていました。
次に、なにやらFAXのような機械の前にやってきました。
「これは、借入状況などを調べることが出来るの」
とお客さんの名前などをカタカタと入力し最後の送信ボタンをポンと押すと、なんと!!その人がいくら借りているのかが次々に出てくるのです。
(今はパソコンですが、当時は専用端末でした)
「この人は○件の○○万を他社から借りているみたいね」
その女性社員は当たり前のようにサラッと言っていたのですが、管理人にとってはじめての体験なので、非常にショッキングな事でした。
(そんな簡単に解ってしまうのか!)
その人はどうやら融資可能なようで、自宅・会社の在籍確認や地図の確認など怪しいところがないか調べるための審査が進められました。
時間にして15分ぐらいたったころ、責任者(ここでは責任者の人が決裁権限をもってました)が
「よし貸そう、すぐ呼んで」
と言ってさっきの女性がお客さんに電話を掛けていました。
それからしばらくしてさっきのお客さんが来店して来ました。
融資は出来るみたいだったのですが、先輩社員が言うには他社の借入が多いとの事で、金額は小額みたいでした。
その時に管理人が思ったのが、
「ひょっとして管理人も入社前にはあんな風に調べられたのかな?」
と、ふと考えました。
(実際に調べている会社もあったみたいです)
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